異次元の逃亡者


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異次元の逃亡者(前)
2006/02/09 09:41

このブログそしてホームページのタイトルにもなっている「異次元の逃亡者」。
何度その理由を聞かれたことか。
今回はその秘密に迫りたいと思います。
ご存知のように、「異次元の逃亡者」というのは史上最強の名馬サイレンススズカの異名。
(他に「音速の貴公子」ってのもありましたが。)
まずはサイレンススズカについて語らずにはいられない。

おれが奴を初めて見たのは97年のG2弥生賞だった。
新馬戦を9馬身ぶっ放して鮮烈なデビューを飾ったたサイレンススズカは2戦目にもかかわらず2番人気に押されていた。
しかし幼いところを見せなかなかゲートに入らない。
しかもスタート前にゲートをくぐって出るという前代未聞のことまでしでかした。
(ある専門家はこれを見て筋肉の柔らかさを絶賛したという。)
大外発走になった挙句にスタートでは大きく出遅れ。
しかし4コーナーでは先頭をうかがう勢いであがってくるなどもはややりたい放題の大暴れ。
結局レース結果としては下位に沈んだものの、そのスケールの大きさは強く印象に刻まれた。

皐月賞に出ることができなかった奴は憂さ晴らしに500万下をこれまた9馬身離して圧勝。
ダービートライアルプリンシパルステークスでは調整不足が伝えられたものの、後の菊花賞馬マチカネフクキタルを完封。
競馬の祭典G1日本ダービーに駒を進めることになる。
馬券を握り締めてレースを見つめたのが懐かしい。
しかしダービーでは抑える競馬で見せ場もなく惨敗。
結果論ではあるがこの時期抑える競馬をしようとしていたのが残念でならない。

秋にはG2神戸新聞杯で最後に気を抜いてマチカネフクキタルに敗れてしまう。
その後G1菊花賞ではなくG1天皇賞に出走、大逃げで見せ場を作るも6着。
続くG1マイルチャンピオンシップでは15着の惨敗。
香港でも下位に沈む。
結局4歳時はそこそこ注目はされたもののこれといった成績は残していない。
スピードがあるオープン馬、の域を出ていなかった。

しかし休養をあけて奴は生まれ変わって帰ってきた。
バレンタインステークス、G2中山記念、G3小倉大賞典と立て続けに逃げ切って楽勝。
続くG2金鯱賞では世紀の圧勝劇を見せる。
いつものように後続を大きく引き離して4コーナーを回ったサイレンススズカは直線に入っても差を広げ続ける。
結局一番の上がり時計で後続につけた着差は「大差」。
中距離レースしかもG2で1.8秒もの差をつけた勝ちっぷりは盛り上がりを超えて競馬場をどよめかせていた。
続くG1宝塚記念では評判通りに念願の戴冠。
名実ともに一流馬の仲間入りを果たした。

明日に続く。

カテゴリ:なんとなく

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